甘めな年下くん☆
「もう少し居たい~!お姉ちゃんと遊びたぁい...」
えりかちゃんは、握っている手を強めた。
「だけど、夕飯の時間だぞ。ママ待ってる」
相神の言葉にえりかちゃんは顔を歪めた。
「嫌っ」
「嫌じゃないだろ。行くぞ」
繋いでいた手を無理矢理離した。
「おねえちゃん....ッ」
泣きそうな顔で、あたしを見つめる。
「また今度、会えたら遊ぼう?」
「うんっ!♪」
そういうと笑顔でうなずいてくれた。