DEAD OF WORLD
―境界線―
魁斗はレンの言った言葉がよくわからなかった―――
「おいおい…そんな大陸聞いたことないぞ。」
そう言うと、また驚くべき事を知らされる――――
《そうですね…わからないですか。簡単に言うと…ここはあなたが生きていた世界の約3年後の世界なんですよ――》
「んで~大陸で言うとなぁ~~えぇっと~~~あそこだよ!あの~~《ゼムニアス大陸ですよ》それ!!それを言いたかったんだよ~~」
――ここがゼムニアス大陸…
魁斗が生きていた世界には
アルバニル大陸
ゼムニアス大陸
レゼ大陸
ハーヴェイド大陸
スモーク・アイ・ランド
の5つの大陸に別れている。
そしてゼムニアス大陸は、“眠れぬ夜の大陸”と言われ、
照明等の電気技術が盛んな大陸と言われていた。
それがたったの3年でこんなに衰退するものか…
「そんなこと信じれるか…聞きたいことはたくさんあるが、そんなことはもうどうでもいい!!
あんたら二人は“隼人”って言うやつを知らないか?
俺はそいつを探しに来たんだ!!」
魁斗は怒鳴りちらし、少しの沈黙――――
「さぁ~~ねぇ~~しらねぇ~わぁ~~」レンが言うと
「ふざけんな!!!隼人も俺と同じようにこっちの世界に来たから、あっちからいなくなったってことはわかってんだよ!!!」
《それはち“それはちがいます”―女神!!》
ユナが何かを言おうとしたとき、“声”が現れた――――