DEAD OF WORLD
カシャッ―――――
「激写!!ユナ知らない人と手を繋ぎ、微笑みあうの巻き~~~」
レンが、握手をしてるところを写真に納めた―――
《なっ////普通に握手しただけです!!!》
ユナは何故か顔を赤くしている――
「あいつにこれ送ってやろ~~」
ニヤニヤしながらレンは言った――
《それだけはだめ!!!!
そんなの送ったら///
あの人に――――
あぁだめですよ////
夜だからって、あんなことやこんなこと…そんなことまで////
ハァン///////》
ユナは一人でお得意の妄想世界に行き、ボンッ!と音をたてて、幸せそうな顔をして倒れた―――
1つのいい??
本当にただの握手をしただけですよ――――
「じゃあレオン~~そこの顔の色だけさくらんぼ娘は置いといて行くか~~~」
レンが歩き出しながら言う――
「どこに行くんだ??」
レオンが尋ねると、レンは大きな扉の前で止まり―――
「お前を強くする場所さぁ~~~」
と言い、大きな扉を開き、レオンに扉を通させた―――
余談だが―――
ユナが戻ってきたのは、それから15分後だった―――