DEAD OF WORLD
「あの二人は何がしたいんだ?…」
そんな独り言を呟いてると、目の前に扉が見えてきた―――
「とりあえず他にいく場所無いから入るか…」
彼が扉の開けたとき――――
「よぉ~~遅かったなぁ~~」
《少し待っただけなんで、気にしないでください。》
そこには後ろにいるはずの二人組が立っていた――――
「何で…」
「細かいことは気にすんなぁ~~こっちにこ~い」
俺…こっちに来てから驚いてばかりだな―――
レオンはそう思い、少し笑った――
「んで、この部屋で何かするんだろ?」
《ええ…ここではあなたに“ジョブ”を選んで貰います。ジョブとはレオンがこれから使う武器のことです。》
まったく…どっかのゲームの主人公じゃないか―――
「わかった。武器はどんなのがあるんだ?」
「それは自分の目でたしかめてきなぁ~~」
レンはそう言うと、手を床につけた――
すると、ブワァ~――
人一人入れるぐらいの円ができた―――
《これは転移の魔方陣です。この中に入れば、ジョブ選択室に行けます。》
レオンは迷うことなく、魔方陣に足を踏み入れた―――
この暖かい感覚、たしか、あの小屋でも―――
そう思ってるうちに、彼は転移した――――