DEAD OF WORLD

彼が目覚めたときそこは―――


「俺の家…」

つい何時間か前に見ていた景色が広がる場所にいた――


《ここは、レオンの家…だ//ダメですよ、家に連れ込まれても私たちまだ会ったばかりなんですよ///》


また始まった…と思たったらすぐにおさまった。


《それではさっそく修行といきますか。まずジョブを発動することからですね。》


「何をすればいいんだ?」


《ジョブ発動は、精神力とイメージが大切です。精神力がないと武器の性能に体がついていかず、イメージができなかれば、死ぬだけです…》



「危険だな…命がけか…」



《でも、出せれば後は簡単に出来るので、心配しないでいいですよ。では、契約のさいに見た魔方陣を書いて下さい。》


「それは、いきなり難問だな…」

《これは難易度低いですよ。重要なのはイメージです。》


そう言うとユナは目を閉じた…

そして、人指し指で魔方陣を描き、煙が出てきた―――



《こんな感じで(^^)v》


一息ついてレオンは目を閉じた―

武器のイメージ……魔方陣のイメージ……イメージ――――


すると、いっきに魔方陣が頭によぎる―――


彼は目を見開き、空に魔方陣を描いた。すると――――




「やった…」彼の手にはしっかりとそれが握られていた―――



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