DEAD OF WORLD
《斧槍(ハルバード)……》
ユナはそれを見て呟く…
《これは…やっぱり…再来か…》
頭の中でそう思っていた時――
「ユナ!次だ!次は何やればいいんだ?」
その声で彼女はわれにかえる――
《あっ…すいません。考えごとを―次の修行に入る前に少し説明をしますね。》
レオンは「DONとこい!!」とか言ってやけにハイテンションだった―――
《アフター・グラウンドでは、現世では使うことができない力があります。それは〝氣魂(きこん)〟と言う力です――次は氣魂の存在を理解して貰います――》
「わかった。でも何で氣魂は現世では使えないんだ?」
《いえ――ごく一部の人間は氣魂を扱っています。俗に言う超能力者などの人です。けれどそれは確率的には非常に低いですね。
アフター・グラウンドでは、空を覆う紫色の膜がありましたよね?あれは、〝魔魂源〟と言われ、魔魂と言う氣魂とは正反対の力を発揮させる力を持っています。》
ショート寸前のレオンを置いて話は進む―――
《アフター・グラウンドにいると嫌でも魔魂源を浴びてしまい、潜在的に持っている氣魂が少ないと、侵食され、ゾンビや野獣と言うような存在に変わってしまうのです。現世から来たものは氣魂の使い方がわからないから特になりやすい。だから氣魂を扱えるようになって貰います。そして氣魂を扱えることが戦闘の基本でもあるからです。わかりましたか?》
それが言い終わった時、レオンは顔から‘ボン!’と言う音と煙を出してショートした――
《レオン!?どうしたんですか!?はっ!?まさか――私の体を見て////ダメでよ確かに私は良い体してます←(たいがいにしろ!!)けど///レオンとは…そうい関係になるなんて、私まだ考えて無いんですよ////ブツブツ………》
妄想タイム突入しました!
しばしの桃色の世界を―――