DEAD OF WORLD
「気魂の負荷の無い攻撃は意味をなしませんよ。」
ユナがゆっくりと歩き出す…
なんとか、立ち上がる事ができたレオンだが、目の前にはユナがいる…
彼女がナイフをかまえたので瞬時に、横に回避…
だがそれは読まれており、ユナは彼の左肩にナイフを突き刺した。
グサッ―――
「ぐぁぁ!!!!」
レオンが左肩をおさえる。
赤い液体が流れ出ている――
「こんなものですか。」
ユナがため息混じりでそう言うと、レオンが顔を上げて―――
「なめんなっ!!!」
一言はなち、自分の肩からナイフを引き抜き、負荷をかけ、投げつける。それと同時に後ろに下がりハルバードを構える。
刃を下に向け、腰を落とし、前傾姿勢で構える――
「ナイフは簡単に止められる――
それはわかってる――
だから、これにかける!」
彼は覚悟し―
そして、突進する――