DEAD OF WORLD


辺りに静寂が流れる―――



ドサッ…




1人が膝を着いた。





「これでいんだよな?」


片膝立ちでユナに問いかけるレオンに、彼女は試験前と同じ―
どことなく温かみが瞳を彼に向ける。




「えぇ…どんな形でも傷を着けたことには代わりはありませんから。」


彼女の手のひらには小さな切り傷が確かにあった―









ハルバードが突き刺さる時…

彼女は一瞬で体を横にひねり刃を手で止めた…

そこでレオンは一気に自分の気魂を過度に負荷をかけた


そのせいで彼は倒れたが、そうしなかったら彼女に傷はつけれなかった。




「…おめでとうございます…これでレオンも使徒の仲間入りです。同僚として,よろしくお願いします。」



差し出された手に捕まり―


「こちらこそ、よろしく!」



笑顔でそう言い彼は使徒の仲間入りした…







やっと…スタートラインに立ったぞ。
待ってろ隼人…


必ず見つけ出すからな―――



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