DEAD OF WORLD
時は進んで昼休み――
「いてぇ~~まだ痛いぞ、なんて威力で打ち込みやがるんだあの海パン男は!!」
『しかたないよ。現に魁斗は遅刻したんだし(ニコ)』
[ぽふだへぱふだ!ぴかがなうぃぴかがなうぃ!!(そうだそうだ!しかたないしかたない!!)]
「悠!テメェは飯くいながらしゃべるな!!何言ってるかわかりゃしねぇ!!」
この口に収まりきらないほどの食べ物をいれながら喋ったのは悠(ゆう)と言う友達な~
名字??そんなの忘れた!!
いつも通り三人で飯を食べてる――
あっ…ユウの奴むせてやがった――ざまぁあ!!!
飯を食べながら、くだらない話をしていたとき―――
ゴォーン―ゴォーン―ゴォーン―……
鐘が鳴り教室に移動する――
いつものようにグダグダと授業を聞く――――
―放課後―
ユウと隼人はクラブに行き、魁斗はまだ沈みきらない太陽を背にしながら、帰路につく…
彼は何も知らない――――
翌日に始まる意外なことを…――――
“それ”が彼の人生を一転させることを―――