DEAD OF WORLD
―ギルド―
ヒリュウに決闘を申し込まれた後。
カリンがミユに紋章破棄について説明していた。
どうやらミユはその事を知らないために驚く事が出来なかったらようだ。
それにがわかったとき、俺は優越感に浸っていたが、それをカリンに感ずかれ、殺されそうになった。
それから俺とヒリュウは話すことはなく、使徒が衣食住・修行・任務をする“ギルド・烏”につれていかれた。
“ギルド”とは各大陸にありクロス・ナイツの拠点となる場所である。
大陸ごとにどんな施設かは決まって無いらしいが、ゼムニアス大陸では、古びた酒場であった。
中には、複数の人間が酒を飲んでいる。そして、この店のマスターらしき人に声をかけた。
「ここはガキの来るところじゃない…ママのところにでも帰りな…」
帰ってきたのはこの言葉だった。
さすがに初対面の男にこんなことを言われたレオンはその男の胸ぐらを掴もうとした。
そのとき…
「狗隴(クロウ)さん…そこの“バカ”が私たちの最後の1人です。」
カリンがそう言った……
そこの?そこのって酷くない…
バカ?いゃまぁ否定わしないけで心に響きます…ガラスの心に…