DEAD OF WORLD
「ハァ…ハァ…くそ!半分もいかなかった!」

「次はいけますよ。それでは2回目に入りますか。」

それを聞いたときレオンは目を丸くしていた。

「2回目…この状態でかよ…」


彼はどうにか立ち上がろうと試みる。しかし体が言うことを聞かない


「誰も…この状態とは言ってませんよ。」


そして肩にあるユナの手から暖かいものを感じた―――

【ヒール…】

ユナがそう唱えるとレオンの体が光に包まれた。すると彼は体の疲労が無くなるのを感じた。

「【ヒール】は基本的回復魔法で唱えた者の気魂が対象者の疲労・気魂を術者の力量で回復させる事ができるのです。私に感謝しなさい。」

彼女はそう言い俺の肩から手を離す―――


「さぁ二回目いきますよ。」

「あぁ!」



結局その日では1時間30分行くことが出来ず、眠りについた―――



「…1時間2分……頑張りましたね。」


彼女は眠りについた彼にそう言った―――


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