DEAD OF WORLD


翌朝


彼は日の出と共に目をさました。体が重たい――
昨日の修行がそうとう残っているようだ。
目をさまそうとシャワールームに行こうとするが足がふらつく。

「こんなんで今日の修行できるのかよ。」

「大丈夫ですよ。」


独り言のようにいったその言葉に、答える声が後ろから聞こえた

「ユナ!?いつからいたんだよ!」

「ずっといましたよ。さぁ修行しましょうか。」


「少し待てよ!まだメシも食ってないぞ。」

ユナもまだ食事をとっておらず、一緒に食べることになった。
俺の作った料理を……
感想は「予想通り」だそうだ。


「それでは今度こそ始めますよ。時間を無駄にしたくないので。」

そして二日目の修行が始まる。
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