DEAD OF WORLD
「気魂の変形ですね。これは媒介とする物体に負荷をかけるときその気魂のを媒介の形にとらわれずに自由な形の気魂の纏わせるための修行です。」
そう言いユナはナイフを取り出す。そしてナイフに気魂を負荷させる。するとナイフを覆うのではなく、刃先から一本の細い線が現れた。
「イメージするのです。負荷さした後の形態を。この世界で一番大切なことはイメージと言っても過言では無いですからね。物体負荷をに馴れたら媒介なしでもできるようになりますんで、頑張りましょう。」
そしてレオンは武器を取りだし、実行してみる。……が簡単にはいか無い。
形態をコントロールするのはとても難しく、困難なものだった。
それがあどけないが出来たときにはその日ではなく空には数多の星と三日月が夜空を照らしていた。それを見て彼はゆっくりまぶたを閉じた―――
目をさました時そこは見慣れた部屋ではなく、あたりは荒れ果てた木々に囲まれた草原だった。
「ここが明日あなたが彼と戦う場所です。」
ユナが現れ、ここが第二演習場だと聞かされる。
彼はこの景色を見て本当に自分が別世界に来たことを実感していた。