DEAD OF WORLD
―戦―
今朝の目覚めが早かったレオンは自室で何もする事なく時間が来るのを待っていた。
決闘30分前になると、部屋のがノックされた。そこにはカリンとミユが立っていた。二人は第二演習場に連れて行ってくれるらしく、俺は礼を言い二人について行った―――
歩いている間誰一人として言葉を発する者はいなかった。
数十分歩いた後、そこについた。そこには一人の男があった。
「カリン、ミユ…ありがとう。さぁレオン始めようか。」
「その前に何でこんな戦いをしなきゃいけないんだ?理由を教えてくれ。」
レオンは以前から気になっていたことを聞いてみた。
「理由…それは何でお前がFランクで俺よりランクが高いのかを戦闘で確認するためだ。」
ユナはこれを知って欲しかったんだと理解した。「じゃあ勝たないといけないわけだ……」小声で言い彼は決意を固める。
「じゃあ始めよう。」
レオンはハルバードを出し構えるのに対しヒリュウは武器を出さない。
「?何で武器を出さない。」
「武器ならちゃんと出してるよ!!」
ヒリュウが突進してきた。