DEAD OF WORLD
ヒリュウside
俺は全力で気魂を飛ばした。
全力とは言ってもレオンが死なない程度だ。本気で殺す気なんてはなっから無い。
ただ、なぜあいつはまだ来たばかりなのに俺よりランクが高いのか疑問だった。俺はそれを確かめるため決闘を申し込んだ。あいつには悪いと思っている。俺の都合でこんな戦いしないといけなくなって…
戦ってわかった。こいつは強い。少なくとも俺よりは。武器の扱い方・身のこなし。
でも負けたくない!
その気持ちが大きく、俺はこんな状態だ。
かなりの気魂を使ったため、立っていることすらつらい。
意識が飛びそうだ。
そんななか声が聞こえた。
「らぁ~~!!」
「行けぇ!!!」
それと同時に大きな音を奏で、気魂玉はこちらに跳ね返された。
マジかよ…避けれないぞ。
死ぬんじゃないか…
そう考えていると気魂玉は俺の左側を通り過ぎていった。
「ギャ!!」
左側を見てみるとカリンがゴブリンを殺していた。
そうか…俺…襲われてたのか。
やば…意識が…
「ヒリュウ君!!しゃがんで!!!」
誰かの聞きなれた声と共に俺は倒れながら気を失った―――
俺は全力で気魂を飛ばした。
全力とは言ってもレオンが死なない程度だ。本気で殺す気なんてはなっから無い。
ただ、なぜあいつはまだ来たばかりなのに俺よりランクが高いのか疑問だった。俺はそれを確かめるため決闘を申し込んだ。あいつには悪いと思っている。俺の都合でこんな戦いしないといけなくなって…
戦ってわかった。こいつは強い。少なくとも俺よりは。武器の扱い方・身のこなし。
でも負けたくない!
その気持ちが大きく、俺はこんな状態だ。
かなりの気魂を使ったため、立っていることすらつらい。
意識が飛びそうだ。
そんななか声が聞こえた。
「らぁ~~!!」
「行けぇ!!!」
それと同時に大きな音を奏で、気魂玉はこちらに跳ね返された。
マジかよ…避けれないぞ。
死ぬんじゃないか…
そう考えていると気魂玉は俺の左側を通り過ぎていった。
「ギャ!!」
左側を見てみるとカリンがゴブリンを殺していた。
そうか…俺…襲われてたのか。
やば…意識が…
「ヒリュウ君!!しゃがんで!!!」
誰かの聞きなれた声と共に俺は倒れながら気を失った―――