STOREET MUSIC


啓汰の声を遮った声の主は亜希だった。


コイツ本当に5分で行きやがった…


腕にある時計は8時35分を指していた。


「はぁ…お前の脚力はどーなってんだよ…」


呆れたように啓汰はありえねぇ。と呟いた。


それもそのはず。


ここからだと学校まではどんなに頑張っても30分はかかる。


『普通に決まってるでしょ!!そんなことよりも早く来なよ?!それじゃ!!』


それだけ言ってブチッっと切られた電話。


「はぁ…朝からうるせーな…」


倒れていた自転車を起こして啓太は学校へ向かった。



< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

偽りの恋愛
ひめの/著

総文字数/9,802

恋愛(キケン・ダーク)33ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop