強気な姫と強気な王子
「ありえないっ!なんで私がそんなところに住まなきゃいけないわけ!!」
「姫ぇ〜おちついて?よく考えてよ!私と姫一緒に住めるんだよ?」
「まぁね?でもっ!」
「とりあえず怒るのは宮殿見てからにしようよ!ねっ?」
「……………わかった!」

「お待ちしておりました…姫乃様 杏珠様。この車はPrincess専用です。そして私は運転手の吉田です。宮殿までは私がご案内いたします。さぁお乗り下さい」

こうして吉田さんの車にのせられてから5分姫は考えていた。

(お母さんにどうやって怒ろうかな♪ふふっ♪)

そんな姫を杏珠が恐ろしい表情でみていたのを姫が知るはずもなかった。

「着きました。」

ガチャッ

「「うわぁ〜」」




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