もっと、生きてほしかった……
「ここ。」
着いたのは海斗の家の近くにある古びた公園………
近くに新しい公園ができたから、
近所の人はみんなそっちに行っちゃってこっちの公園は使われなくなったらしい。
「随分古そうだね。
でも、夕日見えててキレイ……」
「だろ?
美波が初めてだよ。
ここ教えたの。」
私が、初めて……………
何か、嬉しい…///
「そうなんだ…。
ありがとね………
何か特別って感じ。」
「特別だよ。
美波は、俺の特別。
俺の大切な人。
愛してる人。
何か問題ある?」
//////
よく、そんな恥ずかしいことを…///
「無い、よ…!!
もう!言わせないでよ…。」
「ゴメンゴメン。
でも、良かった…。
美波?
ここで襲っちゃってもいい?」
………!!!
襲う……///
あの…私………
「初めて…なんですけど…。」
「まじで?
じゃあ、俺が美波の初めてになる。
いい?」
「う、ん……///」
答えた瞬間、
ベンチに押し倒された私
これで、海斗の1番になれる………
チュッ
「愛してる……美波…」
耳元で甘く囁く海斗……
「……私も、愛してる…。」
この日、私は海斗に抱かれた…。
初めては不安ばっかりだったけど、海斗だから安心できた…。
これからも、ずっと傍にいてよね…。