もっと、生きてほしかった……



帰る時、私はそのまま病院を出ず先生のところに向かった………




「先生。」



「あっ……
確か、海斗くんの彼女さんですよね?」



「はい……。
話があるんです…。

少し、良いですか?」



「あっ!どうぞ!」




丁寧に、イスまで引いてくれた。



けっこう、礼儀の良い先生なんだ…。



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