もっと、生きてほしかった……



気づくと海斗の家があるマンションの前。


海斗の部屋はこのマンションの一室。



402だ―――。



前に合鍵をもらっていた私は、エントランスに鍵をさし、開いて中に入った。



4階だったよね…。



エレベーターに乗り、
4階のボタンを押す。



もうすぐ………


もうすぐ、
海斗との生活がはじまるんだ―――。




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