もっと、生きてほしかった……



「…///」


またあの無邪気な笑顔を見せる海斗―――



ヤバい………
理性が…(笑)



「ほら、座れよ。
丁度ココア入ったから。」



そう言って、海斗はイスを引いてくれた。



「ありがとう。」




私、お嬢様にでもなった気分………



たまには、悪くもないよね―――?



「はぁ。
温かい……。

体冷えきってたから、良かったぁ――。」



「そか。
良かった。

これ飲んだら買い物にでも行く?」




――!
そうだった!


ご飯全く考えてなかったよぉ……



「そうだね。
海斗は何食べたいの?」



「俺?
俺は…オムライス…。」




……?


オムライス?



「ぷふっ」




あっ………
思わず笑っちゃった…。



「何で笑うんだよ!
俺何か笑わせるようなこと言ったか?」



「違う違う。
オムライスって子供っぽいな…って(笑)」





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