もっと、生きてほしかった……



「分かったわ…。
でも、絶対ムリはしないって約束して!

海斗くん……その子の父親がいない以上、1人で育てていくのはスゴく辛くなると思う。

それでも、その子を守っていける?」



「当たり前!!
だって、この子は私と海斗のたった1人の子どもなんだから――。」



「……ふふっ
なら、安心ね。

美波!ガンバるのよ!」



「うん!」




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