もっと、生きてほしかった……



「お前…今何したのか分かってんのかオラァ!!!」




迫力満天の海斗……



どうして海斗はここまでしてくれんの…?



あなたは一体何を考えてるのよ……。



叫んだ時にはもう遅く、
海斗の右手は空にヒットしていた。




ドゴォッ



「…っ!」




そのまま空は後ろに倒れ、私も頭が混乱しまくっていた…。



空が私を殴ったかと思うと、今度は海斗が空を殴った。




海斗は関係ないのに空に手を出したっていうのが私には疑問で仕方なかった。



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