もっと、生きてほしかった……
ロングHRは長々と続きようやく休み時間になった。
「美波〜
4人で喋ろっ!」
「あっゴメン夏歩!
私、外部入学してきた海斗を学校案内するからムリ。
ゴメンね。」
「外部入学?
珍しいなぁ。
まぁ仕方ないしいいや!
美波行ってら〜」
私は海斗と教室を出ていった。
「何か美波あの男の子と仲いいっぽいね。
もしかして、
好き同士だったりして!」
「んな訳ねぇだろー。
アイツに限ってなぁ。」
あっ!
ちなみに昂は夏歩の彼氏ですから!
「でも俺ずっと見てたけどHRの時もずっと仲よさげに笑って喋ってたぞ。」
「じゃあやっぱ恋だね!
私、必ずくっつくに一票♪」
この時、空が暗くなっていたなんて到底知らなかった私でした(笑)