もっと、生きてほしかった……



「失礼しま〜す…。」




中に入ると案の定誰もいなくて私は海斗を連れて中に入った。



「やっぱ誰もいないね。

良かった。
これなら空も来ないだろうし…。」



しまった…!


つい口が滑って言っちゃったよぉ〜……



こんなのもろ空と何かあったって言ってるようなもんじゃん………



「やっぱり空と何かあったんだ。」




やっぱバレたか……。



まぁ仕方ないか。



私もあのこと言うって決めたんだから。



「実わね、海斗……
私、海斗に話があるの………………空のことで…。」




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