もっと、生きてほしかった……
「えっ…?」
私の返事にその場にいた空と海斗がダブルで驚きの声をあげる。
「ホントに悪いと思ってるんだったら、グループから抜けるなんて言わないで!!
確かに空にたくさん傷つけられたよ?
でも私、さっきにも言ったよね?
空は私のお兄ちゃんみたいな存在だって…。
だから私は空にいなくなられると困るの………
本気で償う気があるなら……いなくなっちゃダメだから………」
またも目を点にする空と海斗。
そんなに私、おかしなこと言ったかな…?
でも私、ホントに空にいなくなられると困るんだよね。
空は空で海斗には無いもの持ってるから…!