もっと、生きてほしかった……

海斗からの告白




「おはよー!」




今日もまた、同じように学校……



あれから空とは普通に“お兄ちゃんと妹”って感じ。




夏歩たちにもちゃんと話して聞いてもらった。



夏歩たちもちゃんと受け入れてくれて、今じゃ前と同じように仲良し!!!



「あっ!
美波☆

おっはよ~★」



学校は好きだけど朝はやっぱりニガテ……。


寝起きすっごい悪いんだよね…私……



「夏歩~
やっぱり私、朝はニガテだよ…。」



「あ~ぁ
また起きぬけな間抜けって感じの顔だねー」




と、またまたバカにされてる私……



今の私の顔、きっとヒドイんだろうなぁ…。



「もー!
バカにしないでよ~

私も悩んでるんだから……。」



「あーゴメンゴメン…。

でもあんた今日はメイクする時間もなかったみたいだね(笑)
それじゃ困るだろうしトイレ行こっ☆

夏歩サマがキレイにしてあげるわ!」




あーぁ
完全に調子乗っちゃったよ…。



ホントどこからこんなお調子が出てくるんだか。



まぁでもありがたいしいっか……。




< 61 / 305 >

この作品をシェア

pagetop