もっと、生きてほしかった……
「Thank you♪
我が心友……!」
毎回こうやって軽く調子者を助ける(笑)
仕方なくね。
「じゃあ早速行くよ!!」
そう言われ、私は夏歩に腕を引かれトイレに連れ込まれた。
この高校はまだわりと新しくて、トイレはめちゃめちゃキレイ……
普通、トイレは汚いって言う人いるけどこの高校だけはいても全然気持ち悪くない。
「到着〜☆」
すっかりノリ気の夏歩はいつの間にか化粧品をズラーッと並べていた。
って言っても私のと合わせただけだけど(笑)
「よしっ!やるよ!!!」
ナチュメにしてね。
と、念を押し夏歩は化粧を始めた。