もっと、生きてほしかった……



「たっだいま〜☆」




教室の扉を勢いよく開けるとみんながいっせいに私を見て赤くなった。



あれ?
私、何か恥ずかしいことした?



1人で質疑応答しながら私は海斗、空、昂の所へ歩いていった。



後ろから夏歩も歩いてきている。



「どう?
美波変わったっしょ?

やっぱ私のおかげだね♪」



海斗……

あなたはどう思う?



可愛いって思ってくれてるかな?



「さっすが夏歩!!!!

やっぱ俺の自慢できる彼女だぜ★」



「も〜
昂ったらお世辞上手いんだからぁ♪」




夏歩と昂はもう完全に2人の世界に入っていた。



ほんっと2人ともよくこんな大勢の前でイチャイチャできんね(笑)




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