もっと、生きてほしかった……
「海ちゃん!
私、海ちゃんに逢いに来たんだよ!」
海……ちゃん………
一体どういう……こと?
まさか二股?
もしくは元カノ…とか?
考えだしたらきりがない。
でもどう見ても普通の知り合いじゃない……。
とっても親しいんだよね?
ねぇ海斗……
約束…破ってないよね?
信じて……いいんだよね…?
海斗の彼女は私なんだよね……?
「先生!
私、海ちゃんの隣の席がいいです。
……ダメですか?(泣)」
「えっ?!
泣くなよ…。
別に構わねえぞ!」
えっちょっ……
何で隣にすんのよ!!
先生のバカー!!!!
「海…斗…」
海斗が私の声に気づきこっちを見てきた………
のに、
あえて何も言わず
「先生、美海は俺が見るんで大丈夫ですよ。」
と、言った……。
海斗……?
あなた、何考えてんの…?
私、あなたの彼女じゃないの?
もしかしてもう冷めちゃった?
私、
どうしたらいいの……?