もっと、生きてほしかった……



やっと止まったと思ったらもう目は真っ赤っかで思いっきり腫れあがっていた。



「ありゃりゃ。
これじゃ教室帰れないね。」



あっ………

そういやまだ朝なんだね。


先生怒ってるかなぁ?



「ゴメンね…。」



ホンっトに申し訳ない……。


授業もほったらかしで来ちゃったし…。


私なんて最近授業ボイコットばっか……。



成績……ヤバそう。



「私たちは大丈夫だから。
海斗のこと、詳しく話してみ?」



あっそっか。

まだ話せてなかったんだった。



「うん。分かった…。」




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