男子校は危機百発ッ!~甘すぎる修学旅行~
―――――――――
*淨弥side*
―――――――――
「ごめんなぁ、呼び出して」
隼人はニコッと笑い、
ベンチに座る。
「いや、…俺も聞きたいことあったから、
ちょうどよかった」
俺はそう言って、
隼人の隣に腰をおろした。
「なるほど。
ほんで、なんや?俺に聞きたいことって」
「……どうして、あんなことした」
…隼人が俺から椎を奪おうとしたとは思えない。
「ほう…。バレてたんか」
隼人はそう言って、
頭を掻いた。