男子校は危機百発ッ!~甘すぎる修学旅行~
また、どっかで、
絶対会えると、確信しているかのようだ。
「よーしっ!俺達も、どっか行くか!!
最終日ぐらい、みんなで遊ぼうぜっ!」
靖杜はそう言って、
あたしの手を握って走り出した。
「ちょっ、靖杜!!」
「僕も行く行く!!」
隼人とさよならするのは寂しいけど、
まぁ…、きっといつか、
どっかで、
会うんだろうな。
その時までのさよならだっ。
隼人、
またねっ!!