男子校は危機百発ッ!~甘すぎる修学旅行~
まったく…。
彼女が困ってるっていうのに、あんたはスヤスヤ寝やがって……。
「てかお前らアホだなっ!
椎榎が選ぶの、淨弥に決まってんだろ?」
宇津井はそう言って、ニカッと笑った。
…宇津井……。
なんか、すっごくかっこよくなった気がする。
「…たりまえだ」
∑えっ?!
「せっ淨弥起きてたの!?」
淨弥の方見ると、
淨弥はゆっくり起き上がって、腕を伸ばしてた。
「…ん、まぁなぁ」
…だったらさっき助けろや~~!!!