男子校は危機百発ッ!~甘すぎる修学旅行~
「…もっと欲しい?」
そう問いかけると、椎は顔を真っ赤にさせ、唇を手の甲でおさえて、
下に俯いた。
「…だーめ。
…俺を見て」
あごをぐいっと持ち上げ、唇が触れる直前にもっていった。
「…ほ…しい……」
「…なーに?
聞こえない」
「……キス…ッ、して欲しい……」
……誘ってる?
…絶対そうだよな。
「…俺の名前、よんだらキスしてあげる」
…やっぱ、
……俺Sかもしんないな。
「……淨ッ…弥…」
「くすっ。
…よくできました」