男子校は危機百発ッ!~甘すぎる修学旅行~
深く、求める。
しがみつく椎の背中に手を回す。
片手でカーディガンのボタンを一つずつ外し、ゆっくり椎の体からはずす。
角度を変えながら、ゆっくりキスして、
Yシャツの中に手を忍び込ませる。
「…ッん…待っ…て…」
「……無理。
…待てない…」
俺をこんなふうにさせたの、
椎だからな?
「…だれか…来たら……」
そんなこと心配してるのか。
「…そしたらちょうどいい。
……俺のだって、見せつけるチャンスじゃん」