HATSUKOI
〜夜の呼び出し
雅を呼び出し、二人で公園へ向かった
公園のベンチに座る
「琴実、いきなりどうした??」
「いや、ちょっと…」
「そうか…」
雅は下を向いていた
元気ないのかな
こんな遅くに呼び出したから怒ってるのかな、
「雅、大丈夫??」
「ん??なにが??」
「元気なくない…??」
「あっいや、ちょっと。考え事してた」
「考え事??大丈夫?」
考え事か…
悩みかな?
悩みだったら、どうしよう
そんな時に呼び出した私は最低だ
「雅、ごめん!そんな時に呼び出したりなんかして…
帰る…?」
雅に、なんかあるなら嫌だし
考え事だから、
きっと彼女とかの事かな?
そうなら、そんな時に私といちゃダメだし
どんどんマイナスな考えが出て来る