HATSUKOI


私はとっさに言った


雅はびっくりした顔をしている



すると、雅は突然
私を抱きしめ


「ありがとう…俺と付き合ってください…」




「…はい」




静かな夜に

暗い公園で

響く二人の

ささやかな

声。


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