インターン・シップⅡ
「…え!?友達?
じゃあ、お前らは同棲…と言うか同居?してんのかっ!?」
急に素になり、憤怒した俺にびっくりしてたようだけど、ヨウとやらは目を逸らすと言いにくそうにモゴモゴと話出した。
「あー…う~ん…??
まぁ結論から言うと、同棲でも同居でもないっす。
“ルームシェア”って分かります?アレっすよ」
“ルームシェア”―――――…。
家を何人かで借りて家賃を折半する、言わば共同生活のこと。
話には聞いた事があったが、まさか自分の彼女がそうだったとわ…。
しかも男とひとつ屋根の下で…。
考えただけでも腹の立つ…。大体、アイツは何でそんなことしてんだ?
無言のままヨウを睨み付けると、ヨウはタジタジと汗をかきながらさらに説明しだした。