インターン・シップⅡ
ヨウとリンコさんみたいに、私と社長もきっとなれる。
すぐには無理でも、2人みたいに何でも話せて、離れていても揺るがない想いや信頼が築けれる。
――――――…そんな想いでいっぱいだった。
諦めかけてた気持ちが期待に変わり、早く社長に会いたくてたまらなかった。
早く明日にならないかなぁ~…なんて思いながら、人で溢れる日曜の夕暮れの街をすり抜けて家に帰った。
あんなに手放したくて仕方なかったドレスを、大事に胸に抱えて…――――――――…。