インターン・シップⅡ
急に叫ぶもんだから…びっくりして思わずコーヒー吹いちゃったじゃない…!
なんて、思いを込めて怨めしげに蓮司さんを見ると…
「サツキちゃん、ハルと何かあった??」
今度はズバッと、痛い所をついた質問をケロッした顔でサラッしてきた。
「……うっ!」っと返答に困った私は…でもとりあえず口に残ってたコーヒーを無理やり飲み込み、喉をゴキュッって変な音をさせながらなんとかコーヒーを堰下させた。
するとその私の一連の不可思議な動作を見て何を悟ったのか蓮司さんは、私が口を開くより前に…
「あぁ~…やっぱりかぁ…。
そうだろうとなぁとは思ってたんだよね…」
ため息混じりにそう呟くとコーヒーを一口飲み、重々しい口調でその時の話をしてくれた。