インターン・シップⅡ
私たちは…仕事上のパートナーなら上手くいくのかもしれない。
でも恋人となったら…無理なのかも。近過ぎてぶつかり合ってしまう。
“お前が分かんねぇ”…か。
恋愛に不慣れで、誰かと付合うことすらあまり経験がない私でもわかる。
これは…終わったんだろう。
社長と…終わった。
呆気なく迎えた終焉に涙すら出てこない。
感慨深いものも、込み上げてくるものも…何もない。
もう…考えるのも面倒だ。
やっぱり恋愛なんて…するもんじゃないなぁ~…。
…なんて考えてる時だった。
「…おわっっ!
ビッ……クリしたぁ…。
な、何してるの?サツキちゃん…??」
休憩がてらコーヒーを飲みに降りてきた蓮司さんは、床にへたりこみボ~っとする私に驚きの声を上げた。