インターン・シップⅡ

その声に現実に戻された私は勢いよく立上がると蓮司さんに向直りこう言った。


「蓮司さん、私明日から学校へ行きますからしばらくこちらへは来ません」


「えぇ!?明日!?

そんな急に?何でいきなり?

…てゆうか、さっき近々って言ってなかった??」


「えぇ、まぁ…。

でも学生も最後だし、卒論もありますし…。それに出なきゃいけない授業もありますから!」


鼻息荒くそう言うと、全然納得してない様子の蓮司さんを置いてさっさと出て行った。


とりあえず、今私に課せられてる仕事は終わらそう。


その後は……しばらく休もう。


休んで、頭ん中整理して出直そう。


春からは上司と部下。


春からちゃんとそうスタート切れるように今はとにかく……時間が欲しい――――――――…。


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