インターン・シップⅡ
「まぁでも人肌恋しい季節よね~…。言ってる間にクリスマスだし。
何か予定あんの?クリスマス」
あのバイト辞めたんでしょ?
っと付け加えて聞いてくるリサ。
「あ~…うん。
でもまたバイト探さないとダメだし。だけど3月ぐらいまでしかできないからどっこも採ってくれないのよね。
だから今短期のバイト探してるんだけどさぁ~?
あ!案外クリスマスは街頭でケーキ売ってるかもしんない」
アハハって笑いながら言う私に「全然笑えない!」って冷たく言い放つ親友(…のはず)リサ。
「学生最後だよ!?
バイトしてる場合じゃないわよっ!パァ~っと盛り上がって思い出作らなきゃ!」
そう力説するリサに「しー!しー!!」と、口に人差し指を当てて周りをキョロキョロと気にしながらリサを黙らした。