インターン・シップⅡ
「あ…ごめんね?サツキちゃん。
話、ついていけないよね。ごめんごめん」
そう言って謝る蓮司さん。
何で…蓮司さんには分かってしまうんだろう。
いつもいつも…。
私の些細な変化に気づいてくれて、迷いや不安が心にある時には必ずフォローをくれる。
うれしいけど…蓮司さんには嘘がつけないよ。
「いえ、全然!
久しぶりの再会らしいですし、何だか同窓会みたいで楽しみですね」
そう言った私の言葉に何かを閃いたのか、蓮司さんは急に大きな声で「あぁっ!そうだよっっ!!」って叫んだ。
私と社長はびっくりしてお箸が止まって蓮司さんを見ると…。
「サツキちゃんも一緒に行こうよ!」
満面の笑みでまさかのパーティーに誘われた。