インターン・シップⅡ
確かに…社長は私が来ることが嫌そうだ。
別に私も、ど~…しても行きたいわけじゃないけど、そこまで嫌がる理由は何だろう…?
「別に嫌がってねぇけど、こいつは関係ないだろ?」
社長が言い放ったその言葉に…傷ついた。
社長が口が悪いことは知ってる。重々承知だ。
それでも…今のはひどいと思う。
関係ない―――――――。
えぇ、まぁそりゃ関係ないですけども。
なら何で私彼女なんだろう。関わらしたくないなら、境界線を引くなら私を彼女になんかしなきゃいいじゃない。
何とも言えない感情が胸の奥から込み上げてきた。
気を抜いたら涙がブワッと出てきそうで…。だから奥歯をグッと噛んで耐えた。