インターン・シップⅡ
てゆうか、何でこれ選んだのっ!?
センスなさ過ぎだしっ!もっと他にあったでしょうがっ!
大体私、ミステリーツアー参加してないしねっ!
……………なんてことはぐっっっ!と胸に秘め。
「わぁ~………個性的~。
ありがとうございま~す」
当たり障りない言葉を選んで吐き出しといた。
すると社長は…。
「…てめっ!これを選んだ俺をセンスねぇって思ってんだろっ!?」
「いやいや、まさかそんなことは……無きにしも非ず…??」
「やっぱ思ってんじゃねぇかっ!これはな、こうやって使うんだよっ!」
使い方なら知ってるしっ!…って突っ込む気を失った。
だって…自分が使ってる有名ブランドのキーカバーの中から鍵をひとつ取外して私から取り上げたそのお土産のキーホルダーに取り付けだしたから。