インターン・シップⅡ

急に名前を叫ばれて、驚きを隠せないまま振り向いた社長に私は走ってその胸に飛び込んだ。


「な、何だ!?どうした?何があった?」


「社長、聞いて下さいっ!

私、私ね…社長が好きっ!大好きっ!!」


言いたかった言葉を、伝えたかった想いを社長の胸の中で伝えた。


でも…社長は何も言ってくれないから心配になって、少し離れて社長の顔を見上げると、今にも零れ落ちてきそうなぐらい目を見開いて社長は固まってた。


「聞…いてる…??」


恐る恐るそう問えば、私をまた胸にギュッと閉じ込めて…


「あぁ…。ちゃんと聞いてる」


耳元でそう囁いてくれた…―――――――――――…。




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