インターン・シップⅡ

アハハと笑ってまた向き直るとコーヒーの準備をしだした。


すると背後で社長がため息をついたのがわかった。


その態度に胸がズキッとしたけど…気がつかないふりしてお湯に火をつけた。


「嘘つくな」


「…え?」


「昨日、俺の部屋にきた時…本当はそれ言いたかったんだろう?」


「……………。」


「何遠慮してんだよ。
変な気使ってんじゃねぇよ」


ため息まじり吐き出されたその言葉にカチンッ!ときた。


そんな言い方ってなくない?


言おうとしたけど…パーティーだって言ったじゃない。


しかもそのパーティーにくっついといったらあの仕打ちだったじゃないっ!


それを…何が遠慮よっ!何が気使ってんじゃねぇ、よっ!



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