インターン・シップⅡ
彼女の秘密事―遥人―



いつものように朝がやってきて。

いつものように半分寝ながら、フラフラと会社にやってきた俺、榊 遥人。


俺は、寝起きが悪いんじゃない。機嫌が悪いわけでもない。


俺は…低血圧なんだ。

朝がまじで辛い。


最近は朝夕が急に寒くなってきたから一段とベットから出る気がしない。


それでも休めないところが社会人の辛いところ…。


フラフラとおぼつかない足でやっと辿り着いた会社に入り、熱いコーヒーをコポコポと淹れてたら…あれ??


居るべき人間が居ない事に気がついた。


時計を見たら始業5分前。


おかしいな…アイツ何やってんだ?もう仕事始まるぞ?


時計と出入り口を交互に気にしてる時だった。




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